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不眠症の解消に黒にんにくが効果を発揮!そのメカニズムを解説します。
近年、不眠症を訴える人が多くなってきていると言われています。
スマホやインターネットTVなどのような深夜でも遊べてしまう機械の発達のお陰で生活サイクルが狂ってしまったり、ストレスを感じる生活で自律神経が崩れてしまったりと、理由はさまざま。不眠症はもはや現代病と言ってもいいでしょう。
この不眠に対し、実は黒にんにくが効果を発揮するのです。
黒にんにくは眠りが深くなる?浅くなる?
よく黒にんにくのレビューなどを読むと、「寝覚めが良くなった」というものがあります。これを見て、「眠りが浅くなってしまうのでは?」と思ってしまう人もいますが、実はそうではありません。
このようなレビューを正確に言うとすれば、「夜はぐっすり深く眠れるようになり、そのおかげで朝もスッキリ起きられる」ということなんですね。
何故そのような現象が起きるのでしょうか。以下で、その仕組を解説しましょう。
黒にんにくが不眠症に効果を期待できる理由
理由その1 豊富なアミノ酸
黒にんにくは熟成発酵させることにより、普通のにんにくに比べ、とても多くのアミノ酸が含まれています。その中で、「セロトニン」という神経伝達の元となる「トリプトファン」という成分は、神経を穏やかな状態にする作用があるといわれ、不眠症に効果を発揮することが期待できます。
このセロトニンは、「幸福ホルモン」とも呼ばれ、心身の安定には欠かせない大切な物質です。食事で補うことがなかなか難しく、そのため、黒にんにくが大きな力となってくれます。
理由その2 血液サラサラ効果
黒にんにくは、血液をサラサラにして、体内を流れる血液の循環を良くする効果が期待されることは、以前の記事でも解説しました。
これにより、全身の血行が良くなり、体を温めてくれるため、寝付きが良くなります。また、不眠の原因の一つである疲労感も取り除かれるため、リラックスしやすく、自然に睡眠に入れるようになる効果も期待できます。
理由その3 卵黄コリンと自律神経
これは食べ物の黒にんにくではなく、黒にんにくサプリの話になりますが、黒にんにくのサプリは、殆どの場合、相性がとても良い「卵黄油」を組み合わせています。
不眠の大きな原因は自律神経のバランスの乱れと言われていますが、卵黄油は、そこに含まれる「卵黄コリン」という成分がこの自律神経の乱れに役に立ちます。
卵黄コリンは「アセチルコリン」という神経伝達物質のもととなり、卵黄油を取ることにより
アセチルコリンが増えていきます。これが増えると自律神経の動きが活発になり、自律神経の乱れ、バランスの悪さを解消してくれることが期待できます。
まとめ
以上のように、一見「元気が出て眠れなくなってしまうんでは?」と思うような黒にんにくが、実は不眠症に効果が期待できてしまうのです。
いま不眠に悩んでいて、漢方やサプリを試したけど効き目がなく、かと言ってあまり睡眠導入剤などは多用したくない…という方は、黒にんにく+卵黄のサプリを試してみるのも良いのではないでしょうか。
黒にんにくのサプリは多くの種類があり、卵黄油が組み合わせになっていないものもありますので、管理人がおすすめの黒にんにくサプリのページ↓を、よければぜひ参考にしてみてください。ここでご紹介しているサプリは、どれも卵黄が配合されているものです。